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【GPS】車両盗難被害が多い車種・時間帯とは?盗難対策例もご紹介
車両盗難被害が多い車種・時間帯とは?GPS発信機の活用など盗難対策例もご紹介
クラシックカーや懐かしの国産旧車は、レトロでかっこいいスタイリングが魅力的です。しかし一方で、年式が古くリセールバリューが高くなるほど、盗難の標的になりやすいというリスクがあります。
愛車は大切な資産ですので、こうした盗難被害に遭わないよう、日頃から適切な対策を立てておく必要があります。旧車には、そもそも電子的な解錠やエンジン始動などはありませんので、最近の高度な盗難手口は通用しませんが、その分、車両本来のセキュリティ対策が弱いため、組織的窃盗犯のターゲットになっています。このため、車両ごとに適切な盗難対策が欠かせません。
本記事では、旧車・国産車を含む車両の盗難被害のホットスポットや時間帯、GPS盗難対策などについて解説します。
旧車の魅力と盗難リスクの高まり
旧車は車好きの間で根強い人気があります。レトロなスタイリングや、新車にはない味わいなどが魅力です。また、高価な車種もあれば比較的リーズナブルな車種もあり、幅広い層に支持されています。
しかし、旧車にはセキュリティ面での課題があり、新車に比べて盗難に遭いやすい傾向があります。主な理由は次のとおりです。
- 旧式のキーシリンダー式の施錠システムで防犯性能が低い
- イモビライザーなどの最新の盗難防止機能が搭載されていない
そのため、旧車を愛車として所有する場合は、しっかりとした盗難対策を講じる必要があります。
国内で盗難被害が多い車種とは?
一般社団法人日本損害保険協会が発表したデータによれば、2022年における車両盗難は下表のとおりです。ランドクルーザーは、最新型はもとより、旧型も高額で取引されているため、組織的窃盗犯のターゲットとなっています。
また、旧車は一般的に盗難補償付きの車両保険に加入できないか、加入できても市場価格とは大きく乖離しているため加入していないケースも少なくありません。
以前から、欧米へ日本車の輸出はされてきましたが、各国の法規制の違いにより、日産スカイラインGT-Rなどの特定車種や、高性能エンジンを搭載した特定グレードなど輸出されていない車種があり、これらJDMと呼ばれる車両は高値で取引されるため、組織的窃盗犯のターゲットとなっています。これらの車両を持っている方は、より一層の盗難防止対策が求められるでしょう。
参考:一般社団法人日本損害保険協会「第24回・自動車盗難事故実態調査結果
(https://www.sonpo.or.jp/about/useful/jidoshatounan/pdf/news_22-21.pdf)
順位 | 車種 | 被害件数 |
---|---|---|
1 | 【トヨタ】ランドクルーザー | 450件 |
2 | 【トヨタ】プリウス | 282件 |
3 | 【トヨタ】アルファード | 184件 |
4 | 【レクサス】レクサスLX | 156件 |
5 | 【レクサス】レクサスRX | 90件 |
6 | 【トヨタ】ハイエース | 83件 |
7 | 【トヨタ】クラウン | 72件 |
8 | 【トヨタ】アクア | 55件 |
9 | 【トヨタ】C-HR | 43件 |
10 | 【トヨタ】ES | 38件 |
車両盗難発生が多い県や時間帯の傾向は?
車両盗難発生件数のワースト1位は愛知県
一般社団法人日本損害保険協会が発表したデータによれば、2022年の自動車盗難発生件数は、愛知県が576件と最多で全国ワースト1となっています。以下、大阪府370件、千葉県296件と続きます。
なお、車上ねらい(車上荒らし)の件数では、大阪府が233件で最多となり、ワースト1でした。愛知県144件、千葉県106件がそれに次ぐ多発地域となっています。
自動車本体の盗難と車内荷物の被害とでは、発生件数の多い都府県にばらつきがあることが分かります。オーナーは自身の地域の状況を意識し、的確な対策を講じる必要があるでしょう。
都道府県 | 保険支払件数 |
---|---|
愛知県 | 576件 |
大阪府 | 370件 |
千葉県 | 296件 |
埼玉県 | 233件 |
茨城県 | 210件 |
栃木県 | 123件 |
神奈川県 | 122件 |
群馬県 | 93件 |
岐阜県 | 90件 |
三重県 | 80件 |
その他 | 463件 |
深夜から朝方にかけては要注意!車両盗難発生の時間帯
2022年の車両盗難発生時間帯をみると、夜間から明け方にかけての22時から9時の間が57.1%と最も多くを占めていました。
日本損害保険協会によれば、窃盗犯はこの深夜から早朝にかけての薄暗い時間帯を狙って犯行に及ぶ傾向があるとのことです。
時間帯 | 保険支払件数 |
---|---|
日中(9~17時) | 754件 |
夜間(17~22時) | 208件 |
深夜から朝方(22~9時) | 1,517件 |
不明 | 177件 |
合計 | 2,656件 |
深夜から早朝にかけて盗難されるのは、暗さと人通りが少ないことにより、犯行を見られにくいのが大きな理由かと思われます。これが現実ですので、この時間に盗難にあっても素早く気づける仕組みを用意するのが、被害を最小に抑える肝になります。
車両盗難発生が多い場所・シチュエーションは?
車両盗難は、特定の場所やシチュエーションで発生しやすい傾向があります。以下に、盗難リスクの高い主な場所とシチュエーションをまとめました。
自宅駐車場・マンション駐車場
自宅やマンションの駐車場は、車両盗難の発生率が最も高い場所です。特に、オートロックのないマンション駐車場や、街灯の少ない暗い駐車場は狙われやすい傾向があります。
路上駐車・コインパーキング
路上駐車は、盗難犯に目をつけられやすい状況です。特に、長時間の駐車や夜間の駐車は避けるべきでしょう。また、24時間営業のコインパーキングは、人目につきにくい夜間に狙われやすい場所となっています。
商業施設の駐車場
大型ショッピングモールやスーパーマーケットの駐車場も、盗難のリスクが高い場所です。特に、長時間駐車する際は注意が必要です。
イベント会場周辺
コンサートや花火大会などの大規模イベント会場周辺は、一時的に車両が集中するため、盗難犯にとって格好の標的となりやすいです。
また、以下のようなシチュエーションでも盗難リスクが高まります。
- エンジンをかけたまま車を離れる場合
- 車内に貴重品を放置している場合
- 長期旅行などで車を長時間放置する場合
- 混雑した場所での駐車
旧車は盗難被害に遭いやすい?その理由とは
なぜ旧車が狙われるのか
国内外で人気が高く高値で転売できること、多くの旧車において盗難対策が不十分なこと、屋外駐車が一般的で盗みやすいこと、古い車両は解体が容易なことなど、様々な理由から旧車は窃盗団にとって格好の標的となっています。
しかし、一度生産が終了した旧車は、かけがえのない文化遺産とも言えます。いかにしてこの貴重な資産を守っていくかが問われています。
これを踏まえて、次に旧車オーナー様に知っていただきたいポイントをご紹介します
狙いを定めて下見が行われている
窃盗団は、転売価値の高い人気車種の旧車を狙って盗みに来ます。旧車イベントに参加してオーナーに近づき、自宅の場所を探り出したりと、様々な手口で事前に下見を行っています。Googleストリートビューなども活用し、標的の周辺にある他の旧車の有無まで細かくチェックしているとも言われています。
下見は徹底的に行われている
下見では、標的の旧車がある場所の防犯カメラの配置、盗難ルート、旧車のセキュリティ状況、オーナー様の生活パターンなど、盗難実行に必要な全ての情報を入念に確認しています。
旧車は永久に再生産されることのない、かけがえのない存在です。確実な盗難防止への取り組みが欠かせません。
盗まれた旧車はその後どうなるか
盗まれた旧車の行方として、これまでは解体後の部品や車両本体が違法輸出される例が多くみられました。しかし最近では、国内のネットオークションやフリマサイトを活用して売られ、完結される傾向が高まってきています。その理由は、国内である程度匿名性が確保でき、売買が素早く済むためです。また、海外への違法輸出に比べてリスクが低く、手間もかからないという利点もあるでしょう。さらに、アメリカなど一部の国において、日本の国産車の部品輸入に対する規制が厳しくなってきている影響も考えられます。
匿名取引が可能なネットオークション・フリマサイトでは、出品者の実在すら曖昧なまま取引が完遂してしまいますので、オーナー様のもとに車両自体やパーツが全部戻ってくる可能性は非常に低いと言えます。
車両盗難から愛車を守る盗難防止対策をご紹介
愛車を盗難から守るには、複合的な対策が必要不可欠です。
車両盗難防止対策を検討する際、様々な盗難防止アイテムやサービスの中から自分に合ったものを選ぶ必要があります。まずは市販されている製品の種類と内容を理解し、自分の車に標準装備されているセキュリティ機能を確認することが大切です。
イモビライザー
最新車種には標準装備されていることも多いイモビライザーは、キーと車のIDを照合し、IDが一致する場合のみエンジンが始動する仕組みです。ディーラーや自動車店で後付けすることも可能な確実な盗難防止策です。
センサーライト
駐車場などにセンサーライトを設置すると、不審者の接近を明るい光で知らせてくれます。防犯カメラ付きのものなら、さらに高度なセキュリティが期待できます。設置は簡単で、電源さえ確保できれば済みますが、センサーの感度やスペックは製品によって異なりますので、注意深く選ぶ必要があります。
ハンドルロック・タイヤロック
ステアリングを固定するハンドルロックと、タイヤに装着するタイヤロックは、車両の移動を物理的に阻止する簡易的な盗難防止グッズです。しっかりと設置しないと意味がないため、手順を守って確実に装着する必要があります。
GPS発信機・追跡アプリ
GPS発信機を設置し、スマホのアプリで位置を追跡する方法もあります。盗難時の現在位置がわかるため、発見しやすくなるメリットがあります。一方で、通信費など月額費用が発生するものも多く、ランニングコストにも気をつける必要があります。
愛車の盗難防止対策にGPSを活用!選び方のポイント
GPSトラッカーは、様々な種類が販売されています。選び方のポイントとしては、測位精度、バッテリーの持続時間、通信方式、機能などが挙げられます。
測位精度は、車両の位置を正確に把握するために重要です。バッテリーの持続時間は、長ければ長いほど充電の手間が省けます。通信方式は、リアルタイムで位置情報を取得できるものがおすすめです。
また、ジオフェンス機能や振動センサーなど、付加機能が充実しているGPSトラッカーもあります。自身のニーズに合ったGPSトラッカーを選ぶことが、愛車を守るうえで重要です。
盗難防止対策にreguit-shopの車両専用追跡システム「REGUIT」
愛車が盗難された際、現在の備えで愛車を奪還できるのかを考えたことはありますか?
盗難被害は時間との勝負でもあります。数日経過後に発見されたものの、解体されてバラバラになっていては意味がないためです。数時間の差が命取りになりかねない車両の盗難被害において、迅速な初動を取れるかどうかは、愛車を取り戻すための重要なポイントと言えるでしょう。
reguit-shopでは車専用追跡システム「REGUIT」のご紹介・販売をしています。万が一、皆様の大切な愛車が盗難被害にあった際に、奪還につながる迅速な初動を重視したシステムです。
オーナー様の大切な資産である愛車を可能な限り早期に奪還することを何より第一に考えた製品です。
REGUITは、車を愛するすべてのオーナー様のために誕生した、国産の車両専用追跡システムで、GPSに加え、携帯基地局測位やGoogle位置情報データベースを併用した高精度測位が大きな特徴です。
万一の盗難時には、5秒おきに最新の位置情報を継続して発信し、リアルタイムの追跡が可能です。さらに、プッシュ通知とボイスコールで即座にオーナーにアラートを知らせ、迅速な初動対応を実現します。
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車の盗難対策・GPS発信機なら、reguit-shopの車両専用追跡システム「REGUIT」
ショップ名 | reguit-shop |
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販売事業者名 | テクラ株式会社 |
代表者/担当者 | 豊田 博樹 |
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