トヨタ自動車が、盗難件数の多い
ランドクルーザーに盗難防止セキリュティの強化を図りました。
ざっくりいうなら
オーナーのスマホと連携し
万一、鍵が開けられても
エンジンが掛からなくなる装置です。
ですが、プロの盗難犯にかかれば
実はそう遠くないタイミングで突破されるのは確実です。
その理由を説明いたします!
電子機器には必ずバックドアが用意されている
電子機器のバックドアという仕組みをご存知でしょうか?
これは、情報や機器がない場合でも
動作できるようにするための、裏メニューや裏コード、
一般には公開されていない操作方法のこと
例えば、
オーナーしか、エンジンが掛からないようなセキュリティシステムが、
設定されていたとしてもディーラーは整備のために、
そのセキュリティを無効化して
作業ができるようにしてあるのは当然ではないでしょうか?。
オーナーのスマホを借りるわけにもいかないし、
必要になった時にオーナーに確認しなければならないようであれば、
整備自体が非効率になりすぎますよね?
だからこそ、これと同じことが
プロの窃盗団にも可能ということ。
やり方は
ハッカーが行うサイバー攻撃と基本は同じ。
電子機器なので、
分析して構造さえわかれば最も簡単に突破できるというわけです。
システムに介入して、
セキュリティコードを見つけ出せば良いだけなので
絶対に突破されない保証はないんです。
鍵を開かなくする
エンジンが掛からなくする
エンジンを途中で止める
このような
盗難を防ぐ予防対策は
販売された後、どこかのタイミングで突破されるものなんです。
実際、これまでの数々の
盗難予防策は、突破されてきたわけです。
そう、まさに
セキュリティ製品会社と
盗難犯のイタチごっこが 続くのです。
盗難犯がなぜ、そこまで躍起になるのか?
それは単純に儲かるから。
アジア圏や中東圏で
売れている車たちが、日本で狙われているのは、
皆さんも承知のことでしょう。
アルファード、ランクル、
レクサスはそれらの国々で大人気なのです。
車自体も売れるし、パーツ販売だって
大きなマーケットが存在し、
高くても売れる経済圏が増えてきています。
その割には
盗難罪の刑は軽く、捕まっても立件が難しく、
不起訴になるケースがほとんどというのが実態です。
さらに、日本は他国と違って
盗んだ後、生命に関わるような危険はほとんどありません。
しかも、日本は
経済発展を飛躍的な速度でし続けているし、
アジア圏にアクセスがいい。
そのアジア圏で
日本車は大人気です。
盗難予防+盗難発生時の対策が必須
盗難予防には
機械的な対策として、ハンドルロックなどに代表されるものと
前述の
音で知らせる
鍵が開かないようにする
エンジンが掛からないようにする
といった電子的対策があります。
最新の機器では
これらの機能に
万一、盗難にあった時の
GPS追跡機能を付帯したものもあります。
ですが、追跡機能があるだけでは
実は盗難発生時の対応策としては不十分。
なぜなら、
盗難発生から時間が経っていると
あなたの大切な車を見つけられる可能性が
大幅に低くなるからです。
数時間で
船に乗せられる地域であったり
盗難集団の用意した
ヤードと言われる場所に移動させられたら
見つけるのは、本当に困難になってしまいます。
車をより確実に取り戻すのであれば、重要なのは通知機能
あなたの愛車をより確実に
綺麗な状態で取り返すには
盗難発生にいち早く気づくこと
そして、警察に通報し、
車を追跡捜索してもらうことが必須なんです。
ですが、多くのGPSトラッカーと言われる
GPS機能付帯の盗難対策機器は
通知機能が
アプリのプッシュ通知や、
LINEなどのアプリの通知のみの場合が多いんです。
実際、自動車盗難が発生する時間帯は
深夜早朝帯が70%を占めています。
その時間帯に
アプリのプッシュ通知で
確実に盗難されたことに気付けるでしょうか?
気付けるかもしれませんが、
もしも気づかなかった場合には、
もはやあなたの車は追跡できない場所に
移動しているかもしれません。
必須の通知機能は電話
アプリなどのプッシュ通知で不十分だとしたら
どんな通知方法が有効なのか?
それこそが、電話です。
それも一回コールで終わるのではなく
複数回のコールがあったらどうでしょう?
寝ていても
気づく確率は、
圧倒的に高くなるのではないでしょうか?
あなたがつけている自動車盗難対策品や
これからつけようと思っている機器には
電話通知機能があるでしょうか?
機器の購入費用や、月の通信費用だけにとらわれず
万一の時に、より確実に
あなたの車を取り返せる機能を持った機器を選択することを
強く、強くオススメします!
最新の通称「ゲームボーイ」呼ばれる機器の動作動画はこちら

Add comment