【徹底比較】愛車を盗難から「奪還」できるのはどっちだ?
積載車による無音の盗難、あなたならどう防ぐ?近年、リレーアタックやCANインベーダー、さらには積載車による強引な持ち去りなど、自動車盗難の手口は巧妙化しています。今、注目されているのが、盗まれた後の「追跡・奪還」に特化したGPSトラッカーです。これまでのセキュリティは、いわば盾。まさに車を盗ませないことに特化していました。このGPSトラッカーというカテゴリーは、犯人と戦いが発生したとき、すなわち万一盗難されてしまったときの、矛であり剣です。盾を何重にも設置し、守ることに特化し、これまで多くの盗難を未遂に終わらせ、犯人を諦めさせてきたのが、セキュリティプロショップがプライドと技術を惜しみなく投入してきたカーセキュリティ対策。しかし、欧州では、冗長化するカーセキュリティシステムを搭載した車が増えたことで、エンジンをかけずにサイレンが鳴り続けていても、車を箱車に押し込め、盗み去る。という箱車盗難が増加傾向にあります。日本で、同じようなことが起こるかはわかりませんが、純正を含め、エンジンをかけて逃走するというこれまでの盗難が難しくなれば、犯人も対応をしてくるのは明白です。その一つの方法が箱車盗難というわけです。
今回は、エーモン工業の最新作『PITBULL(ピットブル)』と、テクラが開発した『REGUIT(リグート)』を徹底比較。特に「エンジンをかけずに盗まれた」最悪のシナリオを想定して検証します。
1. スペック比較:設計思想の決定的な違い
| 比較項目 | PITBULL(ピットブル) | REGUIT(リグート) |
|---|---|---|
| コンセプト | 車の盗難時に位置を追跡し発信しつづける | 確実に「奪還」する |
| 位置更新頻度 | 5分間隔(停車・移動の検知があった場合は通知) | 約5秒間隔(リアルタイム) |
| 異常通知 | アプリ通知のみ(停止・移動のたびに通知あり) | 通知 + 電話着信(自動) |
| スマホ共有台数 | 最大5台まで | 制限なし(何台でもOK) |
| 特殊機能 | 家族グループ管理 | SNS拡散機能(特許出願中) |
2. 【検証】積載車で盗まれた場合、どうなる?
レッカー車や積載車で「エンジンをかけず」にさらわれた場合をシミュレーションします。
STEP 1:盗難の「気づき」
PITBULL:通知は車のドアが開いたとき。エンジンの始動。車の移動と停止をスマホへプッシュ通知。何度も通知が来るため、盗難発生に気づくことができる。
REGUIT:アプリプッシュ通知後、オーナーがアプリ操作で盗難追跡モードに移行しない場合、60秒(オーナー自身で電話がかかってくるまでの時間は変更可能)で「自動電話」がかかってきます。この音による強制的な通知が、初動の速さを決定づけます。
STEP 2:逃走経路の「追跡」
PITBULL:5分間隔の更新。さらに停止・移動のたびに位置情報を発信。停止継続中の場合は5分ごとに位置情報を発信。移動中は位置情報を発信しません。この設定の場合、時速60kmで走る車は5分で5km移動するため、リアルタイムの追跡は困難です。
REGUIT:5秒間隔の超高頻度更新。カーナビのように動く自車位置で、どの交差点を曲がったかまで把握可能です。
STEP 3:協力者との「連携」
PITBULL:共有は家族など最大5人まで。身内での見守りが可能。
REGUIT:共有台数に制限はありません。また、特許出願中の機能によって、チーム全員や仲間に、SNS拡散機能で位置情報を公開して「網を張る」対策が可能です。
3. REGUITが誇る「見失わない」ための執念
REGUITがPITBULL両者とも、「GPSが効かない場所」への対応が可能。地下駐車場やコンテナに入れられると多くのGPSは位置を失いますが、PITBULLは、携帯基地局、WiFi情報からも位置情報を演算し発信。かなりの精度でGPSが失われても追跡できる性能を持っています。一方、REGUITは、それに加え、Googleの位置情報データベースを活用し、屋内に隠された車でも粘り強く追い続けます。追跡を超える追尾する機能を持っています。この比較を見る限り、REGUITは、まさに、「取り戻すため」に作られたデバイスです。
4. まとめ:あなたが選ぶべきはどっち?
愛車が消えてから後悔しても遅すぎます。
あなたはどちらの「追跡力・追尾力」を信じますか?
REGUIT vs PitBull比較。GPSはついていればいいわけではありません。機能と目的を理解してつけるべし!
REGUITとPitBullの比較を図解解説のリーフレット画像はこちら。

