自動車盗難が増えている! という話を聞くようになりました。
特に、2025年はランクル、レクサスLXの盗難が
2024年を上回るペースで推移しています。
その理由が
メーカー純正のセキュリティは
ほぼ、意味がないから。
プロ化&組織化した窃盗団からすれば
メーカーのセキュリティ突破は簡単!
という時代になりました。
盗難件数の多い車種や
増加傾向にあるネオクラといわれている
1990年代の旧車たちや、
ハイパワースポーティーカーや
セダン系のオーナーは
社外セキュリティをつけるなどの盗難対策は
もはや必須の時代に突入したといっても
過言ではありません。
盗難対策では
まず盗まれないことが最重要視されるのは
当然ですが、デメリットもあります。
今回は、
盗難防止 vs 盗難追跡の対策を比較検証してみます!
盗まれる前の対策
1 車を動かなくする
2 ドアを開かなくする
3 犯人を威嚇する
この3つが代表的な対策。
こういった対策を講じたことによる
メリットと、起こりうるデメリットをまとめてみます。
電子的盗難防止機器のメリット・デメリット
メーカー純正のセキュリティシステムでは、
今の盗難犯は簡単に突破してしまいますが、
高額になるとはいえ、電子的盗難防止対策は、
明らかに効果があります。
盗難されたくないのであれば必須の時代
犯人の心理的な面やリスクを考えれば、
簡単に盗難できる純正セキュリティの車を狙うのは至極当然のこと。
だからこそ、盗難防止装置がついている
というだけで、抑止力は絶大といえるでしょう。
しかし、絶対はない
なぜ、ランドクルーザーや、アルファードが盗難されるか?
それは、単純に 儲かるからです。
一台だけでも、軽く1000万円越えの利益を上げられる可能性があるので
リスクを冒しても、盗難する事例もあるにはあります。
社外の自動車盗難防止装置も、突破されたという事例は
ゼロではありません。
あまり情報では出てきませんが、現場の車屋さんなどでは
実例があったという話は、確かにあるのです。
また、盗難監視モードへの移行忘れも
選ぶ機器によっては起きることもありますし、
別の側面では、自分の車のスマートキーが使えないなど、
手間が増えてしまうシステムもあります。
実績がある専門ショップに相談して、予算や目的、機能などを
よーく調べて、取り付けることをおススメします。
万一、盗難されてしまった場合の対策
先述のように、メーカー純正セキュリティのみでは
盗んでいいですよ~ と犯人に伝えているようなものといっても
過言ではない時代が到来しつつあります。
盗まれてしまった場合の有効な対策はこちら
1 可能な限り盗難に早く気づく
2 可能な限り追尾追跡しつづける
3 可能な限り警察に協力してもらう
この3つの対策に対応した
機器を選ばなければ、
そもそも、車を取り戻すことはできないと断言します。
盗難件数の多い地域の警察に聞いたところ
ランドクルーザーやアルファードは
絶対盗難対策をしてほしいと、強く言われました。
自動車盗難件数は、自動車事故などと比べると多くないので、自分ごとに思えないかもしれませんが、対策をしていなければ、狙われたらほぼ確実に盗難される時代です。
そのメーカー系セキュリティが突破されたときに、
あなたの愛車を取り戻す可能性を劇的にあげるのが
盗難時追尾追跡システム。
ここで注意しなければならないのが
ただのGPSとか、エアタグは
はっきり言って、盗まれたら無力です!
追尾追跡システムはGPSは使っているものの
そのほかの機能やサポートによって
より確実に車を見つけて、
取り戻すことができる製品ですし、
ネットで売られている
安いGPSは、買うだけ無駄とはっきりお伝えしておきます。
さて、では、盗難時追尾追跡システムの
メリット、デメリットをまとめてみますね。
盗難時追尾追跡システムのメリット・デメリット
この表の内容は、追尾追跡システムに必要な機能を備えた製品の場合のみ。
これらのメリットがない製品が実はほとんどだという
実情も知っておいてほしい。
というのも、もともとGPSトラッカーとして使用されている機器は、
人追跡用GPSを流用したものがほとんど。
そのため、取り外しがいとも簡単にできたり、
バッテリー管理などが必要になったりします。
この表にまとめた製品は
1 電源は車載バッテリー電源から確保している
2 バッテリー管理のために取り外しは必要ない
3 内臓バッテリーを搭載している
4 オーナーがすぐに気づける通知システムがある
5 ナビレベルの追尾追跡システムを持っている
先にあげた、メリットは
この5つの機能が備わっている製品だけにいえるもの。
言い換えるのなら、これらの機能がないGPSは
愛車が盗難されても、取り戻せる確率は
圧倒的に低くなるといわざるを得ません。
GPSは意味がないという事実
GPSはつけても意味がないという人が実はまだ多いと思います。
確かに、自動車盗難において、第一優先は
盗まれないこと。
だからこそ、盗難防止対策が重要視されるわけです。
一方で、盗難防止は突き詰めればきりがなく、
導入コストも数十万円になることも少なくありません。
その費用が出せないために
不十分な盗難防止対策しかできない、
あるいは純正セキュリティのまま対策をしないとしたら
盗難のリスクからは逃れることはできません。
しかし、盗難時追尾追跡システムは
通信費用はかかるものの、
導入費用は5~10万円以内に収まります。
そのぐらいなら出せるという方なら
実は盗難防止対策はあまりしないか
軽くしておいて、盗難時追尾追跡システムに
投資するというのもよい選択だと思います。
というのも、
上記にあげた機能を付帯した製品なら
あなたの愛車を取り戻せる確率がとても高いからです。
ココセコムの実績
ココセコムは発売以来20年余りの間に、
1万台以上の車を取り戻すという実績を持っています。
すべてが
盗まれる前の状態かというと
そうではないかもしれませんが、
取り戻すことができたのは事実。
しかし、先にあげたメリットを考えてみると
少し機能に不足があるといわざるを得ません。
ココセコムに足りないもの
ココセコムに足りない機能は
ナビレベルの追尾追跡機能です。
もともと人用GPSを流用したのか
位置情報の発信頻度は2分。
盗難通知はセコムセンターから
電話がはいるため、ほぼ確実に気づくことができます。
※オプションのセコム車盗難監視付帯した場合
その後の位置情報は
PC画面やアプリで確認できるものの、本当の意味でのリアルタイムではありません。
警察への通報もセコムが代行してくれますが、
警察への通報は、盗難発生時と
一定時間、車が停止したときのみ。
もし、車が停止せずに
ヤードなどの電波の届かないところに
移動されてしまうとしたら
追尾追跡機能としては不十分。
リアルタイム追尾追跡を極める
ココセコムはすでに実績を残している製品であり、
いまでも、愛車を取り戻す際には、
結果を出せる製品のひとつであることは間違いありません。
ですが、より迅速に、そして確実に
車を取り戻すためには、
やはり、ナビレベルの追尾追跡機能は
必須だと思いませんか?
もし、ナビレベルの追尾が可能であれば
警察に通報するときに
どこを走っていて、どこに向かっているのかを
伝えることができます。
警察はGPSの信号がヤードや
私有地内のガレージなどからでていたとしても、
そこに車があるか疑わしい場合は
対応ができない場合があります。
その点、リアルタイムで位置情報を
通報できていれば、ガレージなどに入る前まで
確実に追尾追跡が可能なので
その場所に車が入ったことを示す
揺るぎない証拠になりえるのです。
自動車盗難時専用追尾追跡システムREGUIT
このナビレベルのリアルタイム追跡機能を付帯したのが
自動車盗難時専用追尾追跡システムREGUITです。

盗難追跡モードでは
5秒ごとに位置情報を発信。
停車時はもちろん
走行時も確実に追尾をつづけます。
しかし!
これだけでは足りないと考えた
REGUIT開発者 豊田氏は
ある機能を、このREGUITに付帯しました。
SNS拡散機能(特許出願中)
自分の車が盗難されたときに、
XやFBなどへ盗難情報を投稿し、閲覧者の協力を得て、
車を取り戻した事例が増えています。
しかし、仮にSNSに盗難情報を投稿したとしても
それは、当てのない捜索になってしまいます。
REGUITのSNS拡散機能は、大きく二本の柱で
成り立っています。
1 自分のSNSに盗難情報を投稿
2 投稿をクリックした方も
リアルタイムで位置情報を確認できる機能を付帯

つまり、投稿を見た方は車がどこにあるかわかる
投稿を見た方は、当てのない捜索ではなく
車がどこを走っていて、どこにあるのかを
知っている状態で捜索の支援が可能になるのです。
そして、その投稿を見て、
車を目撃した方が警察に通報してくれると、
警察はより信ぴょう性の高い情報として、
盗難されたあなたの愛車の捜索に協力しやすくなります。

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