「盗まれた愛車を、早期に奪還する」その一点への執念
テクラ株式会社 代表 / REGUIT開発責任者
私の車・バイクへの情熱は、父のホンダ N360 Customや、母をバイクのリアシートに乗せて荒れ地を走っていたという、両親のDNAから受け継いだものでしょう。
16歳で原付免許を取り、アルバイトで貯めたお金で買った最初のバイク、ホンダ・ラクーン。それは私を未知の世界へ連れて行ってくれる「夢の乗り物」でした。しかし、その夢は突然断ち切られました。ある日、駐輪場からラクーンが消えていたのです。
警察に行っても渡されたのは盗難届の一枚だけ。「見つかったら連絡します」という言葉。探す努力も、見つける術もない。その無力感と悔しさが、数十年経った2020年、今の愛車アルファロメオ・ステルヴィオを購入した際に鮮烈に蘇りました。
IT業界に長く身を置いてきた者の性として、市販の追跡システムを徹底的に調査・評価しました。しかし、そこで目にしたのは「目的がブレている」製品ばかりでした。
「盗まれた愛車を、一刻も早く、確実に取り返す」
この一点において、ITエンジニアとしての技術を全て注ぎ込む決意をしました。
セキュリティにおいて、私たちが技術と同じくらい重視したのは「ユーザーに何も意識させないこと」です。
私自身の経験ですが、高価なチェーンロックやディスクロックを買っても、何も起きない日々が続くと「面倒」という言い訳が勝り、いつしか使わなくなってしまう。これを「危機意識の欠如」と切り捨てるのは無責任です。人間として当然の心理だからです。
一度取り付けたら、盗まれるその瞬間まで意識しなくていい。精神的な負担を強いることなく、24時間365日、裏側で牙を研ぎ続けている。それがREGUITの誇るインビジブルな防衛戦略です。
REGUITは完璧な「魔法の道具」ではありません。高い追跡性能を維持するため、唯一の弱点は「消費電力」です。
⚠️ 車載バッテリーへの配慮
全く車を動かさない環境では、約1ヶ月でバッテリーが放電終止電圧に達します。そのため、月に2回以上は愛車を走らせる方にのみ、導入をお勧めしています。
※ACC接続でごく微量の電力消費に対応するステルスモードも用意。決められた時間に立ち上がり車の移動がないかを確認するモードです。エンジンをかけ、給電が開始されると自動的に電源が入り、盗難監視モードに移行します。犯人がエンジンをかけて逃走するケースであれば、盗難を検知することが可能です。
REGUITは、愛車を格好良くしたり、性能を上げたりするパーツではありません。しかし、「毎夜の不安感を取り除き、万が一の際に奪還する」という一点において、他社のどの製品よりもお役に立てる自信があります。
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